ナビ鉄道模型の歴史ゲージの種類駆動方式鉄道模型用語ナビ
印鑑の販売は以下から

Nゲージの歴史4

1970年代後半に巻き起こったNゲージブームは1980年代中盤に去りました。
しかし、ブームに左右されない本物の鉄道模型ファンが大勢いますし、技術向上により製品の品質が上がった事などもあり、多くの人に愛され続け現在に至ります。


1980年代〜1990年代

1970年代後半から盛り上がっていたNゲージブームも1980年代半ばには終わりを迎え、Nゲージの販売高は急速に下降しました。そのためNゲージから撤退するメーカーも現れました。
この時代には、プラスチック製品の隙間を縫う形で金属キットが広がっていきました。車体(ボディ)キットから製品化されましたが、後に下回り(シャーシ)などのキットも現れました。さらに、それらを組み立て、完成品として販売する「ワールド工芸」などのメーカーも出てきました。

1990年代に入ると、「河合商会」、「マイクロエース」、「ハセガワ(MODEMO)」などがNゲージに参入・再参入をしました。「ウィン」が塗装済みプラキットを、「津川洋行」が情景用の非動力完成品を発売したのもこの時期です。

1990年代末には、レジンキャスト成型のキットや完成品が発売されるようになりましたが、特性上、少量生産の製品が多く、市場に出回らないものが多かった。

2000年代に入ると、「マイクロエース」が電車や気動車、客車、貨車などあらゆる車種の新製品を怒涛の勢いで生産し始めました。その中には『銀河鉄道999』等、今までにない種類の製品もあります。


現在の特徴

食品玩具ブームの波がNゲージにもやってきて、バンダイから、「Bトレインショーティー」や「スタートレイン」、トミーテックから、「鉄道コレクション」といった従来の鉄道模型とは一線を画する製品が発売されています。 このような製品は模型店に限らず、量販店や、コンビニエンスストア等でも販売しています。
また、Nゲージサイズのストラクチャーとして、「私の生まれた街」や「ワーキングビークル」、「街並みコレクション」、「バスコレクション」などが発売されるようになってきています。