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Oゲージの発展

国際化へ

1938年に「模型鉄道」という雑誌中で湯山一郎が1/45サイズを採用するべきだと提唱しました。当時、日本のほとんどの模型ファンは、機関車のみを制作しているだけで、列車としての鉄道模型を所有し、運転する事が出来た人は少数でした。客車や貨車は、他の模型仲間の物を借り、「何台牽いた」ということが話題になる時代だったのです。そんな背景があった為、湯山一郎の提唱は多くの人に支持されました。この湯山の提唱は、アメリカ型の大きな機関車も、日本やイギリス型の小さな機関車も、似た大きさの外見にして、同じ線路の上を走らせ"国際的"な模型鉄道を作るという思想から生まれました。現在では、既製品が誰でも簡単に入手可能なので、「同じサイズの模型を揃えたい」と思う人が増えてきました。その結果、日本・アメリカ・ヨーロッパの車両を混在させて走らせる事はもうほとんどありません。零番の当初の思想は完全に失われましたが、日本型は1/45というサイズは定着しました。


OJゲージ

機関車が標準軌を走るように見える事を嫌った人たちが、1950年頃に1/45サイズで24ミリゲージを採用し、OJゲージが誕生しました。これは日本独特の物であり、日本Oゲージ界の中で一大勢力となっています。